(1)新理事長に久保田敏之氏が選任されました
令和7年5月20日に開催された令和7年度第1回理事会でマキナリー浩子理事長が辞任され、
後任に久保田敏之氏が理事長に就任されました。
◎久保田敏之 新理事長 就任のあいさつ
これまで、多文化共生教育をはじめ外国籍児童や保護者の方々と関わる場面も無く、不安を
感じる部分が多々ございますが、当協会の初代理事長が小林春男氏であることにご縁を感じ
ておりますこと、また、1986年から2年間メガバンクの研修でロンドン支店への出向が、
貴重な異文化体験であったと改めて振り返りました。
今般、外国人材の受入れや多文化共生社会に向けた、様々な取組みが始まろうとしている
最中と伺っております。
多様性のある地域社会に向けて、県民の皆様、行政、企業等と連携を図りながら努めて参り
たいと思いますので、ご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◎マキナリー浩子 理事長 退任のごあいさつ
平成29年に久世前理事長から引継ぎ4期8年務めさせていただきました。
何も判らず戸惑う反面、実現したい夢を描いたものの新型コロナウイルス感染症の蔓延に
より、様々な制約を余儀なくされたましたが、当協会のミッションについて再考する良い
機会ともなりました。
協会が掲げるビジョンに向けて、教育、産業、コミュニティの3つの視点で、行政、地域、
企業等が新体制のもとに更なる多文化共生施策の展開と、当協会の益々の発展をご祈念
申し上げます。
◎春原直美副理事長も今期にてご退任、後任に布施正幸氏が選任されました。

(2)2024(令和6)年度サンタ・プロジェクト 募金・寄付金について
◎募金・寄付金収入1,738,580円
外国籍児童就学支援事業=通称サンタ・プロジェクト
(School Attendance Support Project for Non-Japanese Children To Offer Aid)の趣旨に
ご賛同の皆さん(個人、関係団体、長野県(現地機関等含む)、市町村など)から、多く
のご支援をいただき誠にありがとうございました。
また、長野県信用金庫協会様(長野信金、松本信金、上田信金、諏訪信金、飯田信金、
アルプス中央信金)から50万円、日本労働組合総連合会長野県連合会様から30万円と、
それぞれ20年余にわたる長年のご寄付に対しまして改めて厚くお礼を申し上げます。



(3)2024(令和6)年度サンタ・プロジェクト 事業について
◎2024年度取組みの概要
①外国籍児童就学支援活動への助成を行いました。
・新たな日本語教室の設置、運営費助成 4件
北信地区:にほんごプラス ・南信地区:多文化LIFE、 ・東信地区:多読教室・Motivation、
・夏休み等の居場所づくり事業、
県下4地区(北信、東信、中信、南信)で、外国ルーツの子どもの夏休みの宿題や交流の場作り
などを行いました。
②外国籍生徒等進学ガイダンス事業
日本語を母国語としない児童生徒及びその保護者などを対象に、進学や進路についての必要な情報
提供など行う進学ガイダンスの活動を実施する団体に支援を行いました。




③外国籍児童生徒等日本語学習コーディネート事業
外国籍(外国由来)の児童生徒等の日本語学習支援に、以下の区分により551件の活動を行いました。
①参観等による実態把握、②学校・保護者等の連携支援、③各種情報の提供、④日本語教室の支援、
⑤進学ガイダンス ※訪問学校:46件、 支援の児童生徒等:94名(いずれも実数)

ANPINEWS2025春号
令和7年5月20日に開催された令和7年度第1回理事会でマキナリー浩子理事長が辞任され、
後任に久保田敏之氏が理事長に就任されました。
久保田敏之 新理事長 就任のあいさつ
これまで、多文化共生教育をはじめ外国籍児童や保護者の方々と関わる場面も無く、不安を
感じる部分が多々ございますが、当協会の初代理事長が小林春男氏であることにご縁を感じて
おりますこと、また、1986年から2年間メガバンクの研修でロンドン支店への出向が、貴重な
異文化体験であったと改めて振り返りました。
今般、外国人材の受入れや多文化共生社会に向けた様々な取組みが始まろうとしている最中と
伺っております。
多様性のある地域社会に向けて、県民の皆様、行政、企業等と連携を図りながら努めて参りたい
と思いますので、ご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
マキナリー浩子 理事長 退任のごあいさつ
平成29年に久世前理事長から引継ぎ4期8年務めさせていただきました。
何も判らず戸惑う反面、実現したい夢を描いたものの新型コロナウイルス感染症の蔓延により、
様々な制約を余儀なくされたものの、振り返れば当協会のミッションについて再考する良い
機会ともなりました。
協会が掲げるビジョンに向けて、教育、産業、コミュニティの3つの視点で、行政、地域、企業
等が新体制のもとに更なる多文化共生施策の展開と、当協会の益々の発展をご祈念申し上げます。
春原直美副理事長も今期にてご退任、後任に布施正幸氏が選任されました。

写真左から、久保田敏之氏、マキナリー浩子氏、春原直美氏、布施正幸氏
箕輪町の多文化LIFEでボランティアを行っているブラジルルーツの高校生が、両親や同郷の皆さんに向けて防災や災害時の備えを教える防災動画を作成しました。
まずは是非ご覧ください。
地震から身を守る、火の元や避難経路の確認、避難時の服装や用意すべき防災グッズ、避難場所と避難所、避難所での過ごし方、ボランティア活動やの対応、ボランティアセンター、避難所、災害多言語支援センター訓練の様子などを、ポルトガル語と日本語字幕で説明するなど、企画、撮影、編集の全てを彼らの手作業で制作、情報の受け手側の視点に立った素晴らしい動画となっています。
防災動画の制作にご協力いただいた多くの皆様への感謝と共に、「安心安全な共生社会」の一助につながることを願っています。