ANPIニュース2026年春号
- 2026/05/22
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(1)
令和7年度事業報告、収支決算について
【事業報告】
①多文化共生・国際交流・国際理解の推進について
国、県、市町村、交流団体などが開催する会議、行事などに共催・後援・参加し、多文化共生の理解
促進、連携に努めました。
また、令和7年度は、一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR/クレア)の関東ブロック(9都県13
団体)の幹事県として、幹事会、課題研究会に参画のほか、災害時対応訓練を行いました。
②通訳翻訳有償ボランティアによる支援
令和7年度末97名のご登録により、外国人県民への情報提供やコミュニケーション支援などに努め
ました。
・通訳→ 8言語30件(タイ、中国、ポルトガル、タガログ、英語、スペイン、ベトナム、インドネシア)
・翻訳→10言語72件(タイ、中国、ポルトガル、タガログ、英語、韓国、スペイン、ベトナム、
インドネシア、ネパール)
・ヤングケアラー支援の通訳派遣事業→3言語23件(中国、タガログ、ポルトガル)
③長野県多文化共生相談センター事業
6名の母語相談員で、来訪・電話・SNSなどにより1,443件の相談対応を行いました。
言語では、ポルトガル380件、タイ241件、中国220件、タガログ216件が全体の73%を占め県内に在住
する身分系外国人からの相談が多い状況が伺えます。
【収支決算】
令和7年度長野県監査委員監査による消費税未申告の指摘と、2件の指導事項(①使途の定めがある
外国籍児童就学支援事業については指定正味財産への計上、②満期保有目的有価証券の取得価格と
債券価格の処理方法の是正)、 そして過年度消費税の納税財源を確保するため、基本財産9,000千円
を処分したことにより、帳簿価格を額面から時価評価への改めを行いました。
※詳細については、ホームページに掲載の理事会資料をご覧ください。
(2)2025(令和7)年度サンタ・プロジェクト 募金・寄付金について
(School Attendance Support Project for Non-Japanese Children To Offer Aid)
◎募金・寄付金収入1,589,269円
外国籍児童就学支援事業=通称サンタ・プロジェクトの趣旨にご賛同の皆さん(個人、関係団体、
長野県(現地機関等含む)、市町村など)から、多くのご支援をいただき誠にありがとうございました。
また、長年に渡る長野県信用金庫協会様(長野信金、松本信金、上田信金、諏訪信金、飯田信金、
ルプス中央信金)から50万円、日本労働組合総連合会長野県連合会様から30万円に加えて、
埼玉県新座市の日建興業株式会社様から20万円の寄付をいただきました。
(3)2025(令和7)年度サンタ・プロジェクト 事業について
①外国籍児童就学支援活動への助成を行いました。
・夏休み等の居場所づくり事業
県下4地区(北信、東信、中信、南信)で、外国ルーツの子どもの夏休みの宿題や交流の場作り
などを行いました。
・外国籍生徒等進学ガイダンス事業
日本語を母国語としない児童生徒及びその保護者などを対象に、進学や進路についての必要な
情報提供を行う進学ガイダンス行う3団体に助成を行いました。(開催は4会場)
②外国籍児童生徒等日本語学習コーディネート事業
外国籍(外国由来)の児童生徒等の日本語学習支援に延べ647件の活動を行いました。
訪問学校数は62、支援者は130名でアジア58%、南米34%となっています。
またアジアの内訳は、中国、フィリピン、ベトナム、パキスタン、ネパール、インドネシア、
スリランカ、台湾、韓国、モンゴル、日本と11ヵ国となっています。


