(1)2024(令和6)年度事業報告及び収支決算の承認、役員の選任について
◎2025(令和7)年6月16日に開催した定時評議員会において、令和6年度事業報告と、収支決算
書類(貸借対照表、収支計算書、正味財産増減計算書、財産目録等)について承認されました。
貸借対照表:資産計319,802,712円、負債計345,298円、正味財産計319,457,414円
収支計算書:収入合計35,211,186円、支出合計29,151,772円、次期繰越額6,059,414円
◎今年度、理事、監事、評議員の任期満了に伴う選任について審議され、全員が再任となりました。
理事(任期2年間):令和9年度定時評議員会まで
監事、評議員(任期4年間):令和11年度定時評議員会まで
(2)進学ガイダンスin ながの2025
◎高校入試の仕組みや学校生活、費用など、高校へ進学するために知っておきたいことを説明する
進学ガイダンスinながの2025を開催しています。
長野県教育委員会の指導主事の先生から「やさしい日本語」による説明と、言語毎に母語通訳者を
配したテーブル分けや、外国籍児童生徒のお話大会、進学した生徒の体験談、現役高校生による
高校生活の案内など、会場毎に工夫を凝らしながら開催されています。

(3)「外国籍児童生徒とつながる学級づくり」に参加しました
◎7月10日(木)、塩尻市にある長野県総合教育センター開催の「外国籍児童生徒とつながる学級
づくり」に参加しました。
・これは昨年12月、同センターから児童生徒の共感理解を促し、インクルーシブな学級づくり
に向けて、実際に外国籍児童生徒に携わる教員向けの新規講座について相談を頂き実現したもの
です。
・講座内容については、これまでの途上国支援等を通じて培ったノウハウの国内展開=異文化
理解や多文化共生教育に取組むJICA東京の協力を依頼し、アンピ学習コーディネーターがこれ
まで 関わった事例から学ぶ対話型学習を企画、初めてのコラボとして取り組んだものです。
・第1部としてJICA東京による「外国人児童生徒を取り巻く概況と彼らを理解するための
第一歩」と題し、①外国人材の受入・多文化共生施策の現状、②外国人児童生徒の現状と
課題、③マイノ リティの心情理解などについて導入理解の講義がありました。
・第2部ではアンピ学習コーディネーターから「外国人児童生徒とつながる学級づくりを
みんなで考えよう」と題し、事例1:外国ルーツ日本生まれ小学校低学年、事例2:漢字
圏出身で来日間もない 小学校高学年生、事例3:来日間もない日本語力ゼロの中学生と
いった3つのケースを例示。
・グループワークにより各事例について、当事者及び保護者などの心情理解、学級運営の
進め方等について深掘りしグループ発表と情報共有を行いました。
・国県等で外国人政策、多文化共生や教育支援等の充実に向けて関心が高まる最中、
今回の研修が一助となり更なる支援充実と、共生教育への展開に繋がることを願って
やみません。

(4)各地の国際交流イベントに参加、ANPIの広報と募金活動を行いました
◎6月29日(日)松本国際ふるさと祭り「第15回こいこい松本」

◎今後の参加 予定
10月 5日(日)安曇野市:あづみの国際デー
10月26日(日)上田市:うえだ多文化交流フェステタ2025
11月 1 日(土)長野市:ワールドフェスタin長野2025
ANPINEWS2025夏号
7月10(木)13:40〜16:10、塩尻市の長野県総合教育センター開催の「外国籍児童生徒とつながる学級づくり」に参加しました。これは昨年12月に同センターから、児童生徒の共感理解を促しインクルーシブな学級づくり、実際に外国籍児童生徒に携わる教員向けの新規講座について相談を頂きました。
講座内容等については、これまでの途上国支援等を通じて培ったノウハウの国内展開=異文化理解や多文化共生教育に取組むJICA東京のお力添えと、アンピ学習コーディネーターがこれまで関わった事例から学ぶ対話型学習を企画、初コラボとして取り組んだものです。
国•県等で外国人政策、多文化共生や教育支援等の充実に向けて関心が高まる最中、今回の研修が一助となり更なる支援充実と、共生教育への展開に繋がることを願ってやみません。
7月13日(日)13:00〜16:00迄、上田市中央公民館で令和7年度教育・進学ガイダンスが開催されました。
上田会場の大きな特徴ですが、上田市多文化共生推進協会(AMU)、上田市教育委員会をはじめ多くの関係者のご協力により、前半の「教育ガイダンス」として、外国籍児童生徒のお話大会と、小中学校の仕組みや学校生活などについて、AMUと上田市教育委員会から説明がありました。
そして後半の進学ガイダンスでは、県教育委員会の指導主事から日本の教育制度、高校入試選抜、来年から始まるインターネット出願の概要などについての説明と、上田市第一中学校の日本語教室を担当の先生から、卒業後の進路やこれまで指導してきた生徒の様子等に基づくアドバイスを受けました。
説明は多彩な国籍に配慮し、ポルトガル語、中国語、インドネシア語、スペイン語の4言語の母語通訳者が入って支援を行い、総勢54名のお子さんと保護者の皆さんが熱心に説明を聞いていました。
子どもお話大会では、様々な背景で日本の学校に通う子供たちが、日々感じていることや体験、将来の夢などを発表しました。
日本語の勉強と教科学習の狭間で悩み苦しみながら、日々頑張っている逞しい姿が伺えました。
7月5日(土)9:30〜12:00、松本市なんなん広場(松南地区公民館)で進学ガイダンスを開催しました。
松本市教育委員会、子ども日本語教育センターをはじめ関係者のお力添えにより、松本、塩尻、岡谷、諏訪、茅野、上松、筑北、大町から13組の家族が集まり、来年入試を控える3年生はもちろん下は小学5年生まで、日本の教育制度、高校入試選抜、来年から始まるインターネット出願の概要などについて県教育委員会の指導主事から説明を受けました。
多彩な国籍に配慮し、タガログ語、ポルトガル語、ネパール語、中国語、英語の5言語の母語通訳者が入って説明の支援を行いました。
また、以前に支援を受けて今は大学4年生となった先輩の体験談に、集まった家族の皆さんが耳を傾けていました。
外国籍児童・生徒等就学等支援団体等援助事業助成金規程による夏休み(長期休み)居場所づくりについて、以下のとおり募集します。
1.趣旨
国籍に関わらず外国籍及び外国由来の児童・生徒等が小中学校への就学、高等学校への進学、その他就学・進学に関連する効果的な取組を行うボランティア(グループまたは個人)、NPO団体等(以下「団体等」という。)に対し、助成金を交付し支援します。
2.事業概要
夏休み(長期休み)の宿題や自由研究、軽スポーツ等の交流を通じた異文化理解や交流促進に資すると認められる事業とします。
2.助成経費
実施団体等が事業を行うに要した経費
3.交付額
実際に要した経費のうち5万円を上限とします。
4.その他
申請期限は設けませんが、令和7年度1団体1事業とします。
以下の規程をご覧のうえ申請書類により事業申請書を当協会事務局まで送付ください。
外国籍児童・生徒等就学等支援団体等援助事業助成金交付規程
20250701 長期休み支援事業申請関係様式
5.参考 令和6年度の取組み例
http://www.anpie.or.jp/news/?p=4241