10月19日(日)岡谷市で、令和7年度長野県総合防災訓練並びに岡谷市防災訓練に合わせて、災害多言語支援センター設置運営訓練と外国人住民向けの防災講座を行いました。
長野県、岡谷市、飯田市、伊那市、大町市、県社協、ANPI通訳ボランティアの皆さんが参加、NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会の土井佳彦さん、村上典子さんを講師にお招きし、災害時の多言語支援や避難所巡回の訓練を行いました。
防災講座では岡谷市にお住まいの外国人住民の皆さんにお集まりいただき、災害時の行動や避難所での過ごし方、ARによる災害の疑似体験を行いました。
今回訓練会場となった岡谷南高等学校では、これら訓練のほか避難所設置や炊出し訓練も行われ、参加された外国人住民の皆さんも興味深く見学、避難所では実際に設置されたテント内でコミュニケーションの聞取りを行うなどリアルに実地体験を行うことができました。
いつ起こるかわからない有事に備え、関係者の支援・参会者の協力体制を築きながら、安心安全の街づくり、多文化共生社会に繋がることを願ってやみません。
9月30日、13:30〜15:30まで松本合同庁舎で令和7年度外国人相談対応研修会を開催しました。
導入では東御市社会福祉協議会の佐藤もも子主任相談員が、「外国人相談支援の実態と課題に関する調査報告から今後の実践に活かしたいこと」と題し、価値観の相違、就労上の課題、言語、市町村の体制など、意向調査から伺える様々な場面の紹介から、共に生きる生活者の視点について示唆を頂きました。
次にJICA海外協力隊OVの佐藤利春氏からは、自身のスリランカでの体験を交えながらの異文化理解、文化・価値観の違いを楽しむコツなどを披露の後、技能実習生と受入れ農家の様子を紹介するビデオ視聴の後、なぜ良好な関係性を築けているかについて、グループワークを通じて心情理解を深めました。
従来の座学型研修とは異なる打ち解けた空気感の中で、参加された市町村、社会福祉協議会、まいさぽ等で相談業務携わる関係者の皆さんが、新たな気付きやワークを通しての連携に結び付けば幸いです。
9月7日(日)13:00〜156:00迄、飯田市丘の上結いスクエアで進学ガイダンスが飯田国際交流推進協会の主催により開催されました。
ポルトガル語、中国語、タガログ語の通訳者をはじめ多くの支援員の皆様がスタッフとしてお支え頂き、①県教育委員会の指導主事から日本の教育制度、高校入試選抜、来年から始まるインターネット出願の概要などについて、②南信教育事務所の先生からは高校進学のための「ほんわか相談会」の案内、③飯田市教育委員会の先生からは例年通り英語を交えながら「進路を考える時に大切なこと」なについてそれぞれ説明を頂きました。
先輩によるパネルトークでは、協会の吉澤副会長がインタビューアとなり、ブラジル、ネパール、フィリピン籍の3人から、「読めない、書けない、話せない」中での学校生活を経ての今と、将来の夢などについて発表頂きました。
事故の後遺症で今も不調を訴える母のために理学療養士を目指す大学生。勉強が嫌いでやらなかった事の反省を伝える高校生、自身の夢よりも自分を支えてくれた家族のために尽したいと言う会社員、皆それぞれ晴れやかに語る彼らが印象的なでした。
そして最後の交流会では、支援者手作りのブラジルのお菓子とお茶を頂き、「地方都市における多文化共生の取組み」に係るフィールドワークの一環として東洋大学国際社会学科の学生も加って参加者全員で親睦を深めました。
今年度予定の進学ガイダンスは今日で最後ですが、まだまだお伝えしたい情報が届いていないであろう現実の歯痒さと課題を感じています。
どの会場でもお伝えしてきましたが、知らなかった事による不利益を被る事のないよう、多くの皆様がスピーカーとなってお力添えを頂ければ幸いです。
8月31日(日)13:00〜15:030迄、伊那市伊那北小学校で進学ガイダンスが開催されました。
本会場では上伊那地域の8市町村が共催・後援、伊那市集落支援員の宮ケ迫さんが実行委員会を立上げ、学校関係者や多くの支援員の皆様がスタッフとしてお支え頂きました。
県教育委員会の指導主事から日本の教育制度、高校入試選抜、来年から始まるインターネット出願の概要などについての説明と、南信教育事務所の先生から10/16開催の高校進学のための「ほんわか相談会」の案内がありました。
また先輩の体験談では、現役高校3年生とかつては支援を受け今は学校の支援員として働くお二人から、宮ケ迫さんが生立ち、学校生活、入試に向けてなどをQ&A形式による発表と、「目標に向かって頑張って!」「保護者の方もお子さんの声を聞いて一緒に相談に乗ってください」と、自身の経験を元にエールとアドバイスを頂きました。
今年度の進学ガイダンスは来週9/7の飯田会場が最後となりますが、テキストは県教委から各小中学校に配信してあります。
日本の教育制度や高校入試を知らない外国籍の方も少なくない中、是非まわりの支援される方から、少しでも不安なことやお子さんの進路相談など、担任、進路指導の先生に確認するよう、お声がけ頂ければ幸いです。
(1)2024(令和6)年度事業報告及び収支決算の承認、役員の選任について
◎2025(令和7)年6月16日に開催した定時評議員会において、令和6年度事業報告と、収支決算
書類(貸借対照表、収支計算書、正味財産増減計算書、財産目録等)について承認されました。
貸借対照表:資産計319,802,712円、負債計345,298円、正味財産計319,457,414円
収支計算書:収入合計35,211,186円、支出合計29,151,772円、次期繰越額6,059,414円
◎今年度、理事、監事、評議員の任期満了に伴う選任について審議され、全員が再任となりました。
理事(任期2年間):令和9年度定時評議員会まで
監事、評議員(任期4年間):令和11年度定時評議員会まで
(2)進学ガイダンスin ながの2025
◎高校入試の仕組みや学校生活、費用など、高校へ進学するために知っておきたいことを説明する
進学ガイダンスinながの2025を開催しています。
長野県教育委員会の指導主事の先生から「やさしい日本語」による説明と、言語毎に母語通訳者を
配したテーブル分けや、外国籍児童生徒のお話大会、進学した生徒の体験談、現役高校生による
高校生活の案内など、会場毎に工夫を凝らしながら開催されています。

(3)「外国籍児童生徒とつながる学級づくり」に参加しました
◎7月10日(木)、塩尻市にある長野県総合教育センター開催の「外国籍児童生徒とつながる学級
づくり」に参加しました。
・これは昨年12月、同センターから児童生徒の共感理解を促し、インクルーシブな学級づくり
に向けて、実際に外国籍児童生徒に携わる教員向けの新規講座について相談を頂き実現したもの
です。
・講座内容については、これまでの途上国支援等を通じて培ったノウハウの国内展開=異文化
理解や多文化共生教育に取組むJICA東京の協力を依頼し、アンピ学習コーディネーターがこれ
まで 関わった事例から学ぶ対話型学習を企画、初めてのコラボとして取り組んだものです。
・第1部としてJICA東京による「外国人児童生徒を取り巻く概況と彼らを理解するための
第一歩」と題し、①外国人材の受入・多文化共生施策の現状、②外国人児童生徒の現状と
課題、③マイノ リティの心情理解などについて導入理解の講義がありました。
・第2部ではアンピ学習コーディネーターから「外国人児童生徒とつながる学級づくりを
みんなで考えよう」と題し、事例1:外国ルーツ日本生まれ小学校低学年、事例2:漢字
圏出身で来日間もない 小学校高学年生、事例3:来日間もない日本語力ゼロの中学生と
いった3つのケースを例示。
・グループワークにより各事例について、当事者及び保護者などの心情理解、学級運営の
進め方等について深掘りしグループ発表と情報共有を行いました。
・国県等で外国人政策、多文化共生や教育支援等の充実に向けて関心が高まる最中、
今回の研修が一助となり更なる支援充実と、共生教育への展開に繋がることを願って
やみません。

(4)各地の国際交流イベントに参加、ANPIの広報と募金活動を行いました
◎6月29日(日)松本国際ふるさと祭り「第15回こいこい松本」

◎今後の参加 予定
10月 5日(日)安曇野市:あづみの国際デー
10月26日(日)上田市:うえだ多文化交流フェステタ2025
11月 1 日(土)長野市:ワールドフェスタin長野2025
ANPINEWS2025夏号